今大注目のCBDがもつ抗菌作用とは?実は知らない…殺菌・抗菌の違いもご紹介

最近、SNSを中心に、流行に敏感な著名人の間で話題の「CBD」をご存じでしょうか?
今世界中で注目され、医学・薬学の両面から数多く研究論文も発表されており、「これだけ多様な作用のある活性物質は他にない」とまで言わる、大注目の成分なのです。
この記事では、そのCBDの「抗菌効果」や、殺菌・抗菌等の違いについてスポットを当ててお話していきます。
・CBDとは?
・抗菌作用とCBDの関係
・除菌・殺菌・抗菌・滅菌の違い
・CBDの安全性、副作用
・CBDの商品
・CBDの購入場所
目次
今大注目のCBDとは?
CBDとはカンナビジオールの略称で、ヘンプ特有の「カンナビノイド」と呼ばれる成分の一部です。
CBDには様々な効果が期待されており、以下に有効だと期待されています。
抗菌効果 | 抗酸化作用 | 抗炎症作用 | 免疫抑制作用 | 神経保護作用 |
鎮痛作用 | ストレスの緩和 | 不眠の緩和 | 抗てんかん作用 | 抗ガン作用 |
このCBDは現在も様々な研究が進められており、今最も注目を集める成分なのです。
抗菌作用とCBDの関係
CBDには、ECS(エンドカンナビノイドシステム)という、私たちの身体に備わった健康維持のための身体調節機能を正常に保つという働きがあります。
地球上で生きていくために本来備わっている身体調節機能のこと。これによりカンナビノイド受容体と直接相互的に働く仕組み。
ウイルスや細菌が体内に侵入しても、身体が元通り健康な状態に戻るのは、ECSが働いているからだと言われています。
このECSの機能が低下すると「カンナビノイド欠乏症」という、身体に様々な不調を引き起こす要因となってきます。
そして、ここで登場するのがCBDです。
CBDにはこのECSの失ってしまったカンナビノイドを補充し、ECSの作用をさらに高めることができると言われているので、身体への有害な細菌や感染源を取り除く抗菌作用があると考えられているのです。
実はよく知らない…?除菌・殺菌・抗菌・滅菌の違い
日常の中では、「除菌」「殺菌」「抗菌」「滅菌」とたくさんの表現を目にします。
簡単にそれぞれの違いをご説明します。
除菌
除菌とは、漢字の通り「菌やウイルスを取り除くこと」です。
減らす菌やウイルスの数、種類には明確には決まっておらず、菌を殺すのではなく、あくまで菌を除去する(減少させる)ということ。
製品としては、アルコールスプレーや食器用洗剤、ウェットシートなどがあります。
殺菌
殺菌とは「特定の菌を殺す」こと。
除菌と同様に、殺す菌やウイルスの数や種類に明確な決まりはなく、全ての菌を殺さずとも「殺菌」といえるのです。
しかし「殺菌」という言葉を使用して良いのは医薬品や医薬部外品のみに限られており、製品としては薬用せっけんや、市販薬などがあります。
抗菌
抗菌とは「菌の増殖を抑制する」こと。
菌を直接殺す、取り除くのではなく、菌が住みにくい環境をあらかじめつくる、阻害するということを指し、CBDにはこの抗菌作用に効果があると期待されています。
製品では、台所用スポンジやおもちゃ、靴下など抗菌加工がされている製品は数が多く、いずれも菌が繁殖しにくい抗菌グッズが増えています。
滅菌
滅菌とは、「あらゆる菌を殺す」という非常に強い表現です。
滅菌前の状態から、100万分の1以下に減らすという明確な決まりがあります。
普段の生活の中ではあまり目にする機会はありませんが、病院の手術道具や注射などには滅菌が必要になります。
CBDの安全性、副作用が知りたい!
CBDには「ハイ」になる作用はない
CBDとはヘンプに含まれる成分です。
ヘンプというと大麻を連想してしまう方も多いかもしれませんが、実はCBDを抽出する大麻草にはTHC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)という2つの成分が含まれています。
THCは精神活性(精神的ハイ)を引き起こすと言われており、これが一般的にイメージされる大麻です。
しかしCBDにはハイになる作用はなく、むしろ抗菌作用やリラックス効果、ストレスや痛みを和らげるなど、私たちに嬉しい沢山の効果が期待されているのです。
CBDには副作用はほぼない
CBDには副作用もほとんど確認されていません。
口の乾きや、立ちくらみといった副作用があるとの報告はあるものの、そこまで重篤な症状はないと言われており、WHO(世界保健機関)の報告書でも
一般的に良好な忍容性(許容性)がある
出典:カンナビジオール(CBD)事前審査報告書/世界保健機関(WHO)薬物依存に関する専門委員会(ECDD) 第39回会議
との結果が出ています。
海外でも日本でもCBDが多く利用されているのは、安心して使用できるからに他ならないでしょう。
アルコール除菌スプレーも!豊富なCBDの製品種類
CBDと一口に言っても大手通販サイトには沢山の製品があります。
全てを紹介するのは難しいですが、どのような製品があるのか少しだけご紹介します。
アルコール除菌スプレー
CBD含有のアルコール除菌スプレーには、持ち運びに便利な携帯用もあるので、外出先で気になった際にシュッと一吹き。
CBDには痛みや炎症、美肌効果も期待されているので、気軽に使えそうですね♪
クリーム
身体に直接塗るクリームタイプ。
CBDには、抗炎作用や保湿効果なども期待されています。肌荒れや、ニキビ、アトピーや乾燥などが気になる方には、普段の生活の中にプラスα取り入れられる手軽なクリームタイプがおススメです。
クリームタイプには、他にも軟膏やバーム、ボディバターなどもあります。
ロールオン
こちらも持ち運びに便利なロールオンタイプ。お好きなタイミングで、気になる箇所にサッと塗れることが特徴です。
ポーチに入る小さめなサイズが多いので、特にCBDを初めて使用する初心者の方にもおススメです!
オイル
オイルはCBDの中で一番ポピュラーなもので、舌下摂取という舌の下に数十秒溜め込んでから飲み込む特殊な摂取方法で摂取します。
他にもスキンケア商品に混ぜたり、入浴剤に混ぜたりと様々な使い方ができ、自分で量を調節出来ることも特徴の1つです。
カプセルやグミ
どちらも場所を選ばず、外出先や摂取したい時にサっと口に運べます。
「口から摂取したい、でもオイルは持ち運ぶのは大変」という方には、こちらのタイプがおススメです。
自宅ではオイル、外出先ではカプセルやグミと使い分けるのもいいですね。
オイルだけじゃない!サプリやグミまで、豊富なCBD製品の種類
実店舗~ネット通販まで、CBDを購入できる場所
CBDの製品をご紹介しましたが、実際にどこで買うことが出来るのかも合わせてご紹介したいと思います。
通販サイト
楽天やAmazonのような大手通販サイト、CosmeKitchen(コスメキッチン)で取り扱いがあります。
他にもElixinol(エリクシノール)という会社がCBDを専門で扱っており、公式サイトから直接購入することが出来ます。
実店舗
日本橋:GReEN(グリーン)
渋谷:CBD HILLS(CBDヒルズ)
新宿:BiOPLE Tokyo(ビープルトーキョー)
田園調布:CBD LAB(CBDラボ)
CBDを取り扱う店舗は多数存在し、ドンキ・ホーテやクリニックでの扱いもあります。
今大注目のCBD。今後はもっと実店舗が増えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はCBDの抗菌作用や殺菌・抗菌等の違いにスポットを当ててご紹介しました。
CBDには私たちに嬉しい様々な効果が期待されています。有名人、SNS等、流行に敏感な方は既に取り入れているCBDを、あなたもこの機会に使ってみませんか?