CBDの頻度をわかりやすく解説◎知っておくべき摂取量や濃度
CBDは、日本でも認知度が高まってきており、試してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、「どのくらい摂取すれば効果が出るのか?」「1日に摂取してもよい回数は?」「摂取量は?」など気になりますよね。
この記事では、CBDの効果的な使い方が出来るよう、CBDの使用頻度について調べてみました。
また、みなさんの疑問にもわかりやすく答えていきます。
・CBDを摂取する前に知っておきたいこと
・CBDを摂取する頻度について
・CBDを摂取する上での疑問と答え
目次
CBDの使用頻度を知る前に、まずはCBDの基本を知ろう
CBDの頻度について触れる前に、まず、CBDについてお話します。
CBDの摂取方法は、今のところ塗る、飲む、垂らす、吸うの大きく4つの方法があります。
オイル、ジェル、クリームなど、CBDを使った製品は数多く存在しますが、製品によって摂取方法や摂取量が異なりますので注意しましょう。
では、CBD製品の摂取方法や摂取量について詳しくお話していきます。
CBDを初めて使う方にも安心な摂取方法
CBDの効果・効能においては、個人差があり自分にあった適量を見つけることが必要です。
経口摂取や吸入摂取において、CBDの1日あたりの推奨用量は1~100mgといわれています。
CBDオイルを初めて試す方にもおすすめな摂取方法は次の通りです。
①少用量である1日10~15mg程度から始める
②CBD製品の濃度によって変わってくることもあるが、6.6%、10mlのCBDオイルなら、まず1日3~4滴程度から始める
③期待するような効果が出なければ1滴ずつ増やす
安心な摂取方法が分かったところで、次は自分に合った摂取量が気になりますよね。
続いては、摂取量についてお話していきます。
自分に合ったCBDの摂取量を把握する
自分に合ったCBDの摂取量を把握することで、CBDの効果を確認することができます。
また、おくすり手帳のようなノートを用意して摂取頻度を記録することも有効です。
CBDオイルの場合でお話すると、製品によってオイルの容量やスポイトの容量、CBDの濃度が異なります。
そのため、製品によって摂取量を自分で計算しなくてはいけません。
CBDの摂取量の計算方法例
これはあくまでも1つの例ですが、計算方法は次のようになります。
CBDオイルのスポイトは、だいたいオイル1mlあたり20~25滴とされています。
1滴分のCBDオイルの量は、1(ml)/20~25(回)の計算式で求めると、0.04~0.05mlとなりますね。
ということは、CBDオイル全量は10mlですので、全部で約200~250回滴下できることになります。
CBDオイル全量に含まれるCBD量は500mgですので、ここから1滴あたりのCBD量を求めることができます。
500(mg)/200~250(回)=2~2.5(mg)
この計算でみると、10mgのCBDを摂取するには、4~5滴のCBDオイルが必要ということになりますね。
ただ、医薬目的など、より精度の求められる摂取については、方法も含め専門医と相談しながら決めるようにしましょう。
CBDオイルとCBDリキッドの摂取頻度の事例
CBDは製品によって摂取量が異なることは、上記でもお話しましたが、頻度も利用目的などによって個人差があり、具体的な回数は決まっていません。
ただ「初めてCBDを摂取する」あるいは「今まで試していたけど効果があまり感じない」方などのために、今回は、CBDオイルとCBDリキッドの摂取頻度の事例を見ていきたいと思います。
個人差はありますが、参考にしてみてください。
CBDオイルの摂取頻度
使用目的や自分の体調によっても摂取頻度が変わってきます。
まず、CBDオイルを使うにあたって共通して言える使用頻度などについて見てみましょう。
・開始当初は効果の確認のため、午前中~午後の早い時間でのご使用がおすすめ
・同じ量で3日~1週間程度続け、効果を確認の上、増やす
・体調や時期により必要量や頻度の変動もありうる
では、ここからは使用目的や症状がある方の例を挙げていきます。
リラクゼーション目的の場合
・初めは、容量1日あたり5~15mg
・リラックス効果が得られる用量を把握し、不眠ならばその量を夜間に用いる
・基本的に1日2回ですが、1回や3回が効果的な場合もある
健康増進目的の場合
・健康増進目的や効果を急がない場合は、3~10mgを1日1回
症状がある場合
・痛み、不安、発作、不眠など摂取目的(悩み)を明確に定め、少量から徐々に増やす
・痛みや不安、てんかん発作、不眠など明瞭な症状がある場合、1回 0.25-0.5mg/kg(体重 60kg で 15~30mg)1日2回
また、使用できる期間も把握できると、どのくらいのサイクルで利用できるのか計画が立てやすくなりますね。
CBDリキッドの摂取頻度
まずCBDリキッドの摂取頻度ですが、CBDオイルとは異なります。
それは、CBDリキッドは生体利用効率に優れており、摂取効率が良く効き目も早いからです。
CBDが体内に吸収されて血流に入り、全身循環に到達する割合をあらわす定数のこと。
舌下投与でCBDオイルを摂取する場合の生体利用効率は15~20%程度なのに対し、CBDリキッドは40~50%と言われており、摂取量に対する効果が違います。
では、CBDリキッドの摂取頻度は、どう変わるのでしょう。
結論から言うと、CBDリキッドの頻度についても個人差があり吸引回数は決まっていません。
CBDリキッドは、具体的な事例を挙げることが難しい
CBDリキッドに関しては、具体的な事例を挙げることが難しいと言えます。というのは、人それぞれ、ひと吸いで1㎎吸う人もいれば、ひと吸いで5㎎吸う人がいます。
個々、吸い方によって吸う量が違うため、「何回吸うと効果的」と言う事が難しくなります。
ただ、製品にもよりますが、1日1~100mg程度が目安と言われていますので、使うCBDリキッドの濃度など知った上で使うようにしましょう。
CBDリキッドの摂取の注意点
ちなみに、VAPEで使えるCBDオイルというのは基本的にありません。
経口摂取用のオイルをVAPEで気化させて摂取すると、かえって体に悪影響を与える可能性があります。
VAPEを使用するときは、必ずCBDリキッドを使用しましょう。
自分に合った頻度を見極めよう
CBDオイルやCBDリキッドのように、使用頻度が目的によって異なる製品は、自分に合った頻度を見極める必要があります。
特にCBDリキッドでは、強い刺激を求め濃度や含有量の高いものを選ぶ傾向もありますが、体調や使用状況に合わせて選びましょう。
CBDの頻度や使い方に関しての疑問
「どのくらいまで摂取してもよいの?」
「効きめを感じない時って?」
「他の医薬品との併用は?」
CBDの頻度について色々わかってくると、次に、このような疑問を持ちませんか?
ここでは、そんな疑問にわかりやすくお答えしていきます。
CBDを摂取する限度量は?
1日摂取量の上限は、体重1kgあたり5mg程度で、例えば体重50kgでしたら250mgまでにとどめて下さい。
それ以上の摂取量は、欧米で医薬品として認可されている量に近づくので、サプリとしての使用においては適切と言えません。
グミやチョコレートなどのお菓子や飲食物にCBD が入っている場合は、総摂取量として上記の上限を越えるまで食べ過ぎないことが重要です。
出典:美容医療のかかりつけ医 わたしの名医 【昭和大学薬学部】「CBDは優れた効果を発揮する稀有な食品。長期にわたり、ベネフィットを享受できるよう正しい情報を発信していきたい」
体質や体調によって効果は異なるので、自身の体調に合わせた摂取を心掛けることが必要です。
CBDの効き目を感じない時は?
たとえ効かなくても、急に量を増やさないことが大事です。
・摂取方法を変える
数週間使っても効果が得られない時には、経口摂取から舌下摂取に変えてみるなど、摂取方法を変えるのも一つの手です。
・別の製品を試す
それでも効果がなければ、別の製品を試してみましょう。
自分の身体に合う、合わないで効果が変化することがあります。
・CBD含有量の多い製品に替える
CBD含有量の少ないオイルを数滴摂取していた所を、CBD含有量の多いオイル1滴にしてみたり、商品自体を替えてみてもよいでしょう。
・グミなどの製品に替える
オイルではなく、グミのようなエディブル製品に目を向けてみることも有効です。
CBDと医薬品の併用は可能?
病院で処方された薬やなど、CDBと医薬品との併用は注意が必要です。
CBDと飲み合わせが悪い薬もありますので、服用している薬や持病がある場合は、必ず医師と相談して使いましょう。
「CBD 医薬品との併用」の記事を内リンクする
様々な疑問がありますが、一番大切なことは、自分が使うCBD製品についてよく知るということですね。
CBDの頻度は個人差がある!自分に合った摂取量を把握すること
CBDは目的や自身の体質、製品によって濃度や含有量が異なるため、摂取する頻度は各自で異なります。
「この摂取量、頻度が正解」ということはありません。また、その日の体調によっても異なるでしょう。
今回、事例をあげてわかりやすく説明しましたが、参考にしながら自分に合った頻度を見つけてみてください。
そして、体調の悪い日や他の医薬品と併用する場合には、医師に相談しましょう。