CBD製品は、保管・保存方法を間違えると早く劣化してしまうことがあるため、注意が必要です。
CBDの正しい消費期限や保管・保存方法を知ることで、CBD製品を長持ちさせることができます。

この記事では、CBD製品の消費期限について解説します。
正しい保管・保存方法についてもお伝えしますので、参考にご覧ください。

この記事でわかること

・3つの有効期限について
・CBD製品の保存方法
・CBD製品の保存場所

CBD製品にも消費期限があることを知っていますか?

結論から言うと、消費期限はあります

日本で販売されている商品には、品質を保つために賞味期限、消費期限、使用期限の3つが有効期限として設けられていますが、それぞれの違いはご存知でしょうか?

まずは3つの有効期限の違いについて、1つずつ理解していきましょう。

賞味期限

賞味期限とは

品質劣化が比較的遅い食料品を未開封のまま置いておいた場合、安全性や味など全ての品質が維持されると保証している期限のこと。
清涼飲料水やお菓子などの食品等に表示されている。

CBD製品で言うと、含まれているCBD成分の賞味期限ではなく、食品そのものの賞味期限となりますので注意が必要です。

消費期限

消費期限とは

未開封の状態で、表示されている保存方法に従って保存した場合、食べても安全な期限のこと。
長期保存のきかないお弁当や洋菓子などの食品に表示されている。

消費期限を過ぎた食品は、徐々に品質に問題がでてきますので、食べることは控えましょう。

CBD製品の場合は、先述の賞味期限と同様食品そのものの消費期限になります。
その他、海外製の場合は特に表記がありませんので注意が必要です。

使用期限

使用期限とは

指定された保存条件下で、未開封の状態の医薬品などが品質を保ち続けるとされる期限のこと。

一般的に、日本で販売されているCBD製品の使用期限は約1年~2年のものが多いです。
そして、CBDを含む化粧品に関しては、製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要がない場合もあります。

CBD製品を手にしたら、まずパッケージに表示されている使用期限をしっかり確認しましょう。
これは、CBD製品の品質がしっかり保たれているという参考になります。

このように、3つの違いがありますので気を付けて管理しましょう。

CBD製品は光・熱・空気に弱い!保存方法に注意!

CBD製品を適切に保存することができれば、開封後であっても品質を保つことができます。
ただし、保管状態が悪ければ、CBD製品の劣化がどんどん進んでいき使用期限まで使用することができなくなります
また、CBDが持つ効果・効能も正しくあらわれないこともあるので注意が必要です。

では、正しい保存方法とは何なのか?
どのCBD製品にも共通した保存方法をご紹介します。

①直射日光は避ける

CBD成分が分解されてしまう恐れがあるため、直射日光を避ける必要があります。
オイルやリキッドなどは遮光容器に入っていることがほとんどですが、できる限り直射日光を避けるようにしましょう。

②熱い場所は避ける

CBD製品には、熱に弱いものがあります。
特に、グミ・チョコ等は熱によって品質が変化してしまいます。
それだけでなく、前述同様にCBD成分が分解されてしまう恐れがあるため、熱のない、つまりあまり温度変化のない場所に保存しましょう。

③酸化を防ぐ

空気中の酸素によって、CBDオイルは酸化します。
オイルの劣化に伴い、CBDの成分が変化してしまう恐れがあるため、酸化を防ぎましょう。

CBD製品の劣化を防ぐ保存は、基本的にパッケージに表記されている保存方法を守りましょう
そして輸入品のCBD製品は、保存方法・使用期限が英語表記されないこともあるので、確認が必要です。

CBD製品のおすすめの保管・保存場所はココ!

CBDの劣化を防ぐために、おすすめの場所と避けておきたい場所をご紹介します。
直射日光を避け、温度変化がない空気の触れないところであれば問題はありませんが、具体的にどこがよいのかご紹介します。

保存におすすめの場所

前述のとおり、あまり温度変化のない、一定の温度が保たれる涼しい場所が良いです。

たとえば…
・冷蔵庫
・地下室
・戸棚や机の引き出しの中 など

保存に避けたい場所

保存場所に適さないのは、以下のような温度変化が激しい場所。

たとえば…
・窓辺や車内のような太陽光が入る場所
・ストーブやオーブンなどの熱くなる電化製品の近く
・夏場のエアコンのない部屋 など

また、子供の手が届かない所に保管しておくことも必要です。

消費期限と保存方法に気をつければ長持ちする

CBDにも消費期限があり、間違った保存方法をすると長持ちしなくなることがわかりました。
CBD製品の消費期限と保存方法は、以下のようにまとめられます。

・CBD製品の消費期限は、CBDが含有されている食品によって違う

・一般的に販売されているCBD製品の使用期限は、1年~2年程度

・CBD製品の保存方法は、光・熱・空気(主に酸素)に弱いため、それらを避けて保存する

CBD製品は、健康や美容に効果の期待できる高価な製品だけに、しっかりと効果を期待したいものです。
ぜひ保管・保存方法にも気を使って、大事に使いたいですね。