CBD製品の中でもカートリッジタイプは今人気があります。その人気の理由は何でしょうか。

こちらの記事では、CBDカートリッジの選び方や使い方について詳しく説明します。
また、CBDカートリッジの他、分かりにくいVAPE、リキッド、ヴェポライザーの違いについてもお伝えします。

この記事でわかること

・CBDカートリッジとは
・CBDカートリッジの選び方
・CBDカートリッジの使い方

CBDカートリッジに関連する基本知識~選び方・使い方の前に知っておこう~

CBDカートリッジについて説明する前に、CBD用の電子タバコについて、お話したいと思います。
まず、電子タバコには、VAPEとヴェポライザーと2種類あります。2つの違いをそれぞれ説明します。

VAPEとは

・リキッドと呼ばれるCBDを含んだ専用液を加熱して、その蒸気を吸うための器具
・加熱式タバコと違い、ニコチンやタールを含まない
大量に摂取しなければ、人体に悪影響を及ぼすものではないと現時点では考えられている

紙巻きタバコに台頭して人気の「電子タバコ」と呼ばれているものは、正式には、加熱式タバコと言い、この「VAPE」とは別物です。

ヴェポライザーとは

・火を使わずにタバコ葉やリキッドなどを加熱し、気化した煙を吸うための器具
・葉タバコ、リキッド、オイルなど様々なものが使えるタイプがある
・互換性はないが、コスパが良く使い捨てのペンタイプもある

ではここからは、CBDリキッドやカートリッジについての説明に入っていきます。

CBDリキッドとは

CBDリキッドとは、CBDを含ませた専用液です。
リキッドの主な成分は、プロピレングリコールと植物性グリセリンで、食品添加物として広く使用されている物質です。
リキッドを気化させてCBDが肺の毛細血管から直接血液に取り込むようにするため、即効性のある摂取方法です。
CBDを含ませた様々なフレーバー(風味)があるので、楽しめますよ。

CBDカートリッジとは

CBDカートリッジとは、CBDリキッドが入っているカートリッジのことです。つまり、リキッド交換タイプと言われるものです。
ですので、CBDカートリッジは、CBDリキッドの種類だと考えていいでしょう。

交換方法は、CBDカートリッジを本体であるヴェポライザーに装着して摂取します。
互換性があるため、様々な味を楽しめるのが魅力となります。
本体をお持ちであれば、2回目以降からは、カートリッジだけの購入でいいということです。

また、CBDリキッドとCBDオイルは違うため、取り扱いには注意が必要です。

CBDリキッドとCBDオイルの違い

・CBDオイルは、CBDリキッドのように気化して吸い込むことはできません

・経口摂取用のCBDオイルをVAPEで気化させて摂取すると、かえって体に悪影響を与える可能性がありますので注意が必要です。

CBDリキッドとは?オイルタイプとの違い

吸入による効果

CBDが肺の毛細血管から直接血液中に入るため、摂取後すぐに効果が出やすいです。個人差はありますが、数秒~10分程度で効果がでると言われています。
また他の摂取方法と比較して吸収率が高いのもメリットです。

未成年の使用について

ここで、気になるのが未成年の方の使用についてです。

日本国内で販売されている電子タバコは、たばこ事業法では「たばこ類似製品」と定められ、法律上はタバコではありません。ですが、業界団体が自主規制しているため、20歳以上の人にしか販売されないものが多いです。

電子タバコ自体の歴史が浅く、研究結果が出ていないというのが実際のところなので、未成年の方の使用については十二分に検討してください。

電子タバコに関する知識を得たところで、次は、選び方についてお伝えします。

CBDカートリッジの選び方

では、CBDカートリッジはどのように選べばよいのでしょうか。各メーカー様々なフレーバーを用意しているので迷うところです。また、好みも人によって異なります。
そのため、主な視点を挙げてみたいと思います。

①CBD濃度で選ぶ

CBDは濃度によって吸う感触が大きく変わります。そのため、カートリッジにおいてCBD濃度は選ぶ基準の1つです。
初心者が高い濃度を扱うとむせてしまう可能性がありますので、初心者は低い濃度から試していくとよいでしょう。

②CBDの種類で選ぶ

CBDには、アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラムの3種類の製法があります。
種類によってCBDの感じ方は変わります。始めは相乗効果のないアイソレートから徐々に試していくとよいでしょう。

また、リキッドタイプは様々なフレーバーがあるので、用途や好みのフレーバーを使ってみるのもよいでしょう。

『CBD』とは一体なに?

③製品の価格で選ぶ

コスパは気になるところですね。価格帯も1,000円から万単位のものまで揃っています。
ただ、低価格の製品の場合、安全性に注意したいところです。
特に製品が適切に動作するか、また成分内容が正しいのか輸入元や販売元が確認出来るものを選びましょう。

以上の視点を挙げてみました。
各自使っていくことで更に好みが生まれてくると思います。体調に合わせてリキッドを選び、カートリッジを楽しんでみましょう。

CBDカートリッジの使い方

実際にカートリッジを使ってみましょう。
普段電子タバコを利用している方は、使い方に心配することなく利用出来ると思います。
ただ、初めて使う人にとっては、電子機器の使い方や吸い方が気になるところですね。

<使い方>

まず、CBDカートリッジと本体を用意します。そして、本体にカートリッジをしっかり差して準備しましょう。
使い方はとても簡単ですが、注意点がいくつかあります。

注意事項

・電子タバコなので電子機器として扱い方は丁寧に扱いましょう

・湿気のある場所や火器には注意しましょう

・リキッドのCBD成分は性質上、結晶化や分離することがあるので使用前には振って利用しましょう

・リキッドの液漏れなどには注意しましょう。器具本体の故障を引き起こす可能性があります

<吸い方>

①吸い込む

リキッドは蒸気として成分を体内に取り込み、肺に溜めることで血管から血流に乗って、全身に行きわたらせることで効果が発揮されます。
ゆっくりと蒸気を吸い込みましょう。3~5秒ほどかけて吸い込むのが理想的です。
勢いよく吸い込んでしまうと咳き込んでしまうので気を付けましょう

②溜める

できる限り成分を肺に溜めます。蒸気を肺に溜めることでCBD効果が発揮されます。

③吐き出す

成分を溜めたらゆっくりと吐き出しましょう。肺に溜める時間が長ければ長いほど体内に吸収されます。

注意事項

・タバコ同様の吸い方では効果が低い
CBDリキッドでもタバコのように吸うと、CBD成分をうまく摂取できません。
肺に溜めるように、10秒ほどキープすることを心掛けてください。

・効果が実感できるまでにかかる時間が異なる
すぐ効果が現れないとして、むやみに濃度をあげたり、カートリッジを変えたりするのは控えましょう

CBDカートリッジを正しい使い方・選び方で楽しもう

以上、今CBDの中で人気のあるCBDカートリッジについて調べてみました。

カートリッジ本体の電子タバコは、リキッドと呼ばれる専用の液体を加熱して、その蒸気を吸うための製品です。気化することで、即効性のある摂取が楽しめます。

また様々なフレーバー(風味)があるのも魅力の1つです。
ただ電子タバコ自体の歴史が浅いので、体内にどのような影響を与えるのか分からないところもあります。未成年の使用も含め、体調管理を万全に行いながら楽しんでいきましょう